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小田切医院 バレエ ダンス専門リハビリ Vol.69 ━━ 2012/12号 ━━━
http://www.kaatsu-rehabili.com/
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お知らせ
この号をもちまして、バレエ ダンス専門リハビリを休刊とさせていただきます。

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[1] 踝(くるぶし)周辺の痛み
[2] 踝周辺の筋肉
[3] 長腓骨筋腱炎と短腓骨筋腱炎の治療と加圧リハビリ
*里見悦郎略歴
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バレエ・ダンス障害
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[1] 踝(くるぶし)周辺の痛み
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クラシックバレエは足関節部に痛みを発症させる患者が多く見られます。特に、
踝周辺の痛みはモダンダンスと比べ、バレエを学ぶ生徒に痛みを発症させる傾向
があります。それはモダンダンスと異なり、バレエは、女性の場合、トゥシュー
ズを履いてつま先立ちをしたり高く踵を上げて踊る舞踊テクニックを多用するな
どテクニック上の違いが、踝周辺の痛みを多く発症させる原因の一つであるよう
です。

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[2] 踝周辺の筋肉
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踝周辺には多くの筋肉が脛骨と腓骨に取り巻くようにあります。これらの筋肉は
足部を引き上げる動き(背屈)と引き下げる動き(底屈)、さらに、足指を操作
する筋肉です。通常は、これらの筋肉を使って足の裏面を常に水平に保ちます。
デコボコの道を歩く時、足の裏を水平に保って歩くことができるのはこれらの膝
下の筋肉の働きのお陰です。

バレエはピルエットと呼ばれる回転テクニックを用いて1回転、2回転、さらにそ
れ以上の回転を行います。ピルエットで大切なことは、床に接する足の裏面を水
平に保ち、かつ、踵を高く引き上げることです。このピルエットを回る時、誤っ
て、小指側に大きく傾いてしまうことがあります。このような場合、この床に接
する足指部分を平行に保つために長腓骨筋と短腓骨筋を使い小指側に傾いた足関
節を引き上げ、下肢を垂直に保とうとするのです。この結果、踝の下部に走る長
腓骨筋腱と短腓骨筋腱に負荷が掛り、炎症を発症するのです。これがバレエの誤っ
たルルベ操作によって発症したバレエ特有の長腓骨筋腱炎と短腓骨筋腱炎です。
15歳前後のコンクール参加に備えた長時間のレッスンなど、オーバーワークのバ
レエ学校の生徒に見られます。

 

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[3] 長腓骨筋腱炎と短腓骨筋腱炎の治療と加圧リハビリ
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小田切医院には足関節部に痛みを発症させたバレエ学校の生徒が多く診察に来
られます。診察をすると足首から踝の下部を沿うように痛みを覚えるケースが多
く見受けられます。通常の歩行、階段の昇り降りでも痛み、バレエ時には、特に、
踵を引き上げるルルベ動作時、ジャンプの踏切り時などにも痛む特徴があります。

アキレス腱炎症、シンスプリントの治療で高い効果が確認されている加圧リハビ
リによって長腓骨筋腱炎と短腓骨筋腱炎を発症したバレエ学校生徒を治療したと
ころ1回から5回の治療により痛みを抑える効果が確認されました。加圧リハビリ
は腱炎による痛みに対する鎮痛を目的とした対処療法として高い効果が期待でき
ます。

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*里見悦郎略歴
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20年以上にわたり大学でクラシックバレエの障害発生メカニズムの研究に従事す
る。認知動作学、動作解剖学、リハビリ工学の専門家として医療系大学・体育系
大学で看護士、トレーナーの育成に携わる。2000年、日本初大学クラシックバレ
エ学科である昭和音楽大学短期大学部バレエコース創設者、元主任助教授として
知られる。2005年7月バレエ障害治療の第一人者故小川正三医師の下、整形外科
医の協力を得てバレエ障害専門診療所「東京バレエクリニック」(東京、府中)
を開設。2007年より小田切医院リハビリテーション科でバレエダンサーの加圧リ
ハビリ治療の指導に参加する。「偉大なるバレエ教師」、「ダンスのメンタルト
レーニング」。「クラシックバレエテクニック」(2007年)、「バランシンテク
ニック」(2007年)の翻訳のほか、バレエ障害関連論文多数を学会に発表してい
る。チャコットカルチャースタジオ、東京バレエクリニックにてバレエ障害講習
会を開催、バレエ・ダンス界に医療知識の普及を努める。武蔵野美術大学講師、
比較舞踊学会理事、教育学博士。

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